第6回「情報セキュリティ文化賞」受賞者決定
第6回「情報セキュリティ文化賞」受賞者が決定したとのことです。受賞されたみなさま、おめでとうございます。
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第6回「情報セキュリティ文化賞」受賞者が決定したとのことです。受賞されたみなさま、おめでとうございます。
富士通と富士通研究所が楕円曲線暗号とRSA暗号の強度比較基準を策定することに成功したとのことです。プレスリリースには書かれていないのですが、関連記事を総合すると、従来は鍵長160ビットの楕円曲線暗号と鍵長1024ビットのRSA暗号の強度が同程度と考えられていたが、詳細に強度評価を行ったところ、鍵長140ビットの楕円曲線と鍵長1024ビットのRSA暗号の強度が同程度であり、楕円曲線暗号は従来考えられていたよりも安全である(逆に言うと、RSA暗号は思ったよりも強くない)ということが判明したとのことです。
なお、今回の内容は SCIS 2010 で発表される(タイトルから考えて 1D2-6: 楕円曲線暗号とRSA暗号の安全性比較 でしょう)とのことです。開始時間は18時位なので、SCIS 2010 に参加されている方は要チェック!
『暗号の現状と課題,今後の開発の方向性』という有料セミナーが開催されるとのことです。講師は三菱電機の松井充さんです。有料なのは仕方ないにしても、なかなかなお値段ですねぇ...
松井充さんへのインタビューがこちらにありますが、おそらくリンクされているのでしょう。
本ブログの読者の方から、その方が開発された暗号アルゴリズムの仕様をお送りいただきました。実は過去にも同じようなことがあり、もしかしたら将来的にも同じことが起きる可能性がありそうなため、私のスタンスを説明させていただこうと思います。
結論から書くと、私は個別のアルゴリズムについては何もコメントするつもりはありませんし、そもそもお送りいただいた仕様書に目を通さないと思います。さらには、お送りいただいた方への返信も差し控えさせていただくつもりです。これは、面倒だからではなく ^^; 私に的確なコメントを返信できる能力がないからです。そしてさらには、お送りいただいた内容に非公開情報が含まれている可能性があり、特許などで問題になる可能性が高いからです。従って、暗号アルゴリズムをお送りいただいても、私は何のリアクションも起こさない可能性が高いですので、ご了承いただきたいと思います。
しかしながら、せっかくの機会ですので、開発した暗号アルゴリズムを世間にアピールする標準的な手順を紹介したいと思います。
2009年12月27日~30日にベルリンで開催された 26th Caos Communication Congress (26C3) という国際会議において、GSM 携帯で使用されているストリーム暗号 A5/1 の解読に関する講演がありました。講演者の Karsten Nohl は Mifare Classics のクラッキングで有名な研究者です。何となく内容が理解できたので、以下に要点をメモしておきたいと思います。
暗号作成者に興味を持った中学生がいるらしく、『暗号作成者になるために必要な資格って何?』、『暗号作成者の大変のことは何ですか?』と続けて質問されています。回答を拝見する限り、実際に暗号作成を主務にされている方からの回答がないという印象を受けました。このブログは、暗号作成者の方々の閲覧率が高いと思いますので、回答されてはいかがでしょうか!
【関連記事】
あの Bruce Schneier がアクションフィギュアになった発売されたそうで...
追伸: Schneier のブログで触れられていたのですね。気づいていませんでした!
ISO/IEC 9796-2 (Scheme 1) 署名の偽造法 (CNTW 偽造法) を理解できような気がするため、備忘録代わりに要点をメモしておきます。しかし CNTW 偽造法については産総研や富士通から詳細な分析報告がなされているので、本ブログにはこの分析報告に出てこない補助情報を書き残しておきたいと思います ^^; どう考えても一回では終わらなそうなので、まず今回は CNTW 偽造法のベースとなった Desmedt-Odlyzko による偽造法 (DO 偽造法) から。
【注】 このブログで数式をどうやって表記したらわからなかったので、今回は原稿を まず TeX で作成し、それを tex2html 的なツールで変換してみました。数式が読みにくいかもしれませんので、TeX で作成した pdf ファイルをこちらに置いておきます。
Maplesoft 社が買収により Cybernet 社の子会社になるそうです (Maplesoft 社のアナウンスはこちら、Cybernet 社のアナウンスはこちら)。もともと Cybernet 社は Maple の日本国内の販売代理店なわけですが、Cybernet 社が開発にも関与するようになるのでしょう。
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