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暗号商売ウォッチング: セキュリティポータブルHDD Data-Locker

今回の暗号商売ウォッチングは、磁気研究所さんの「Data-Locker」 ("DataLocker" または "Data Locker" という記述もあり) という、ポータブルな暗号化HDDです (via T さん)。基本機能として 128 ビット鍵と 256 ビット鍵の AES/CBC を備え、他もにタッチスクリーンによる認証機能などがあり、全体としてセキュアな構成になっているとのことです。

ところが製品説明文を読んでいくと、何箇所かつまずくところがあります。まず

DataLockerは。100%プラットフォームに依存しない唯一のポータブルハードディスクです。

ん?最初の読点は無視するにしても、「100%~依存しない」と書かれると、何%かは依存するように読めてしまいます。でも依存するならば「唯一」ではないでしょうから、そこはスルー力を発揮するのでしょう。

さらに読んでいきましょう。

DataLockerのユニークな認証システムはシステムの感染、キーボードロガー、ブルーとフォースアタックを排除することができます

「ブルーとフォースアタック」って新鮮ですね。レンジャーものでの、合体攻撃を想像させてくれます。

しかし一番の読みどころは

暗号化、暗号解読に、軍事用レベルのAES/CBCを利用

でしょう。だってこの製品、暗号解読まで手がけてくれるんですよ!(ところでいつから 128/256 ビット鍵の AES/CBC は軍事用レベルというお墨付きを得たのでしょうか。)

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コメント

一般用語の解読は専門用語の復号を含むんじゃないのかなぁ。結構そういう例は見つけられると思いますよ。

CNSSP-15によると、128bit keyのAESはSecretまで、
192/256 bit keyのAESはTop Secretまで
保護して良いことになっています。

参考:
NSA Suite B
http://www.nsa.gov/ia/programs/suiteb_cryptography/index.shtml

CNSSP-15
http://74.125.153.132/search?q=cache:eOWrNlpu6WkJ:www.cnss.gov/Assets/pdf/cnssp_15_fs.pdf+CNSSP-15&cd=1&hl=ja&ct=clnk&client=opera
(サイトが落ちている?のでgoogleのキャッシュです)

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