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RSA合成数の素因数が見つかった件のさらなるその後

ちょっと昔の話になってしまいましたが、2009年5月3日に NHK のITホワイトボックス第3回「メールは盗み見られないのか?」が再放送されました。本ブログでは、この番組で紹介されていたRSA合成数は小さな素因数を持っていて実際の利用には不向きであることを指摘させていただきましたが、その後に再放送では訂正を施すことがNHKからアナウンスされていたため、どのように変更されているかが気になって視聴しました。

Cap004 Cap005今回の再放送では、問題になったRSA合成数が差し替えられていて、ちゃんと?1024ビットの合成数となっていました。念のため合成数判定をしてみましたが、合成数と判定されましたし、簡単な素因数分解を施してみても素因数を見つけられませんでしたので、今回はちゃんとしたRSA合成数なのだと思います(というか、アニメーションの解説で表示されている合成数が再掲されているのですね)。

これで一連の話は決着となるのですが、やはり NHK の対応の早さには驚かされました。でも最初のRSA合成数が完全の素因数分解できなかったのは心残りです...

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