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サーティコムがソニーを提訴

産経新聞の2007年6月5日の記事より。

カナダの企業「サーティコム」は、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)3」などがサーティコムが保有する特許を侵害しているとして、5日までに米連邦地裁に提訴した。

同社は、ソニーが中心となって開発した次世代DVD規格「ブルーレイディスク」に使われている情報保護技術が、特許2件を侵害していると主張。ブルーレイ対応のPS3、DVD再生機やパソコン「VAIO(バイオ)」を特許を侵害した対象製品として挙げている。

いまいち全貌がわかりませんねぇ。読売新聞の2007年6月5日の記事を見ていると

問題となっているのは、次世代DVD規格の「ブルーレイディスク(BD)」などに使われる情報保護技術に関する2件の米国特許。侵害した製品としてPS3やDVDプレーヤー、パソコンの「VAIO」シリーズ、一部の高精細テレビなど

問題になっているのはサーティコムが保持する2件の米国特許なのですね。それでも提訴の対象製品が良くわかりません。ということで探してみると、サーティコムのウェブページに出ていました。

These patents are related to content protection technologies, including Advanced Access Control System (AACS) used in Blu-ray and Digital Transmission Content Protection (DTCP) used in wired and wireless distribution of compression audio and video. Products affected include Playstation 3, DVD players, VAIO personal computers and certain high definition TV models and audio equipment.

直接の提訴対象は (米国で販売されている) PS3, DVD プレーヤー, VAIO, 高精細TV, AV 機器なのですが、要はこれら機器使用している AACS や DTCP という情報保護技術がサーティコムの特許を侵害しているという主張のようです。DTCP と AACS の仕様書の共通技術をながめると...なるほど、あの辺の技術がひっかかったのでしょう。となると同じようなニュースを耳にするようになるのかもしれません。

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