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2006年10月

SITA 2006 のプログラム

SITA 2006アドバンスプログラムが公開されました。

WAIFI 2007 の Call for Papers

WAIFI 2007 の Call for Papers です。会議のトピックは今更という気もするのですが、応用が進化したため、新しい視点が生まれつつあるという気もします。しかし日程的に ACISP 2007 や Pairing 2007 のバッティングしていますねぇ。

  • Submission Deadline: February 14, 2007
  • Notification: March 23, 2007
  • Workshop Date: June 21-22, 2007
  • Workshop Place: Madrid, Spain

Target Collision of MD5

MD5 の target collision の構成法が見つかったようです。

  • Marc Stevens and Arjen Lenstra and Benne de Weger,

    "Target Collisions for MD5 and Colliding X.509 Certificates for Different Identities", IACR Cryptology ePrint Archive (2006/360)

情報セキュリティ特別講義

情報セキュリティ大学院大学が情報セキュリティ特別講義の受講者を募集しています。水曜コースと土曜コースがあって、水曜コースは学外の研究者・学者の方が、土曜日は情報セキュリティ大学院大学の先生方が講師を勤められるようです。

ACNS 2007 の Call for Papers

ACNS 2007 の Call for Papers です。

  • Submission Deadline: December 14, 2006
  • Author Notification:  February 20, 2007
  • Conference:  June 5-8, 2007
  • Conference Place: Singapore

もうすぐ ISITA 2006

今週末から ISITA 2006 がソウルで開催されます。プログラムはこちらです。セキュリティ関連の発表はあまり多くないですね。岡本さんの招待講演と、Public Key Cryptgraphy のセッションが面白そうです。

黒塗りスキャナ

PFU が黒塗りスキャナを公開したそうです。スキャナで黒塗りというと別の話を連想してしまいそうですが ^^; 今回はそのままの意味で良さそうです。

CHES 2006 の発表資料

CHES 2006 の発表資料の公開が始まっています。強制ではないため全員分の公開は難しいでしょうが、まだまだ追加されることと思います。

ISPEC 2007 の Call for Papers

ISPEC 2007 の Call for Papers です。

  • Submission Deadline: November 1, 2006
  • Notification: January 10, 2007
  • Conference Date: May 7-10, 2007
  • Conference Place: Hong Kong, China

IACR Proceedings and Journal

IACR の会員サービスとして、IACR Conferences/Workshops (CRYPTO, EUROCRYPT, ASIACRYPT, CHES, FSE, PKC, TCC) の LNCS Proceedings と Journal of Cryptology の電子版へのアクセスが可能となりました。これは便利ですね。

TCC 2007 の Accepted Papers

TCC 2007 の Accepted Papers が発表されています。日本人が少ないですね...

WAIS 2007 の Call for Papers

WAIS 2007 の Call for Papers です。投稿をよろしくお願いします。

  • Submission Deadline: December 1, 2006
  • Notification: January 7, 2007
  • Workshop Dates: April 10-13, 2007
  • Workshop Place: Vienna, Austria

もうすぐ CSS 2006

IWSEC 2006 に引き続き CSS 2006 が開催されます。タイトルを見ただけですが、聞いてみたい発表はこんな感じです。

  • 2B-1:RSA Accumulatorを利用した複数受信者のための暗号化方式
    - ○秦野 康生、宮崎 邦彦((株)日立製作所)
  • 3B-4:WEPに対する全てのIVを利用可能な鍵復元攻撃---WEPに安全なIVは存在しない---
    - ☆藤川 香顕、大東 俊博、桑門 秀典、森井 昌克(神戸大学)
  • 4B-2:IDベース暗号における上位秘密鍵生成センター構造法について
    - ☆楊 鵬、松浦 幹太(東京大学)
  • 4C-4:不正侵入下で安全性を維持可能なディジタル署名システム
    - ☆佐々木 翔一、田中 秀明(電気通信大学)、宮崎 邦彦((株)日立製作所)、吉浦 裕(電気通信大学)
  • 8C-3:内部通報システム
    - ○加藤 岳久(東芝ソリューション(株))
  • 9A-1:Javaを利用した携帯電話上でのTateペアリングの高速実装
    - ☆川原 祐人、高木 剛(はこだて未来大学)、岡本 栄司(筑波大学)

科研費シンポジウム

東工大の理財工学研究会主催シンポジウム「金融リスク管理のための新ITモデルの研究と開発」(2006年11月16日(木)~17日(金),東工大大岡山キャンパス)のプログラム(pdf)が公開されています。シンポジウムのタイトルの通り、内容は金融色の強いものですが、セッションB3の「ハッシュ関数の危殆化」はマニアックでなかなか面白そうです。

  • 神田 雅透 (NTT): 今、ハッシュ関数に何が起きているのか?
  • 矢嶋 純 (富士通): ハッシュ関数のコリジョン探索攻撃の現状
  • 渡辺 大 (日立): ハッシュ関数 Tiger の簡約版に対する衝突攻撃
  • 廣瀬 勝一 (福井大): 安全なハッシュ関数の構成法について

もうすぐ IWSEC 2006

もうすぐ京都で IWSEC 2006 が開催されます。初めての日本発の国際会議ということで、スタッフの方々は大変だと思いますが、是非とも成功してほしいと思っています。

プログラムはこちらです。タイトルを見ただけですが、私が興味のある発表は以下の通りです。

  • ID-Based Ring Signature Scheme Secure in the Standard Model,
    Man Ho Au, Joseph K. Liu, Tsz Hon Yuen, Duncan S. Wong, Hong Kong
  • Ring Signature with Designated Linkability,
    Joseph K. Liu, Willy Susilo, Duncan S. Wong, U. K.
  • Ad Hoc Group Signatures,
    Qianhong Wu, Willy Susilo, Yi Mu, Fangguo Zhang, Australia
  • Chosen Ciphertext Security from Identity-Based Encryption without Strong Condition,
    Chik How Tan, Norway
  • Universally Composable Ring Signature,
    Kazuki Yoneyama, Yoshikazu Hanatani, Bagus Santoso, Kazuo Ohta, Japan

FSE 2007 の Call for Papers

FSE 2007 の Call for Papers です。

  • Submission Deadline: December 11, 2006
  • Notification: January 31, 2007
  • Workshop Date: March 26-28, 2007
  • Workshop Place: Luxembourg

EUROCRYPT 2007 の Call for Papers

EUROCRYPT 2007 の Call for Papers です。

  • Submission Deadline: November 7, 2006
  • Notification: February 7, 2007
  • Conference Date: May 20-24, 2007
  • Conference Place: Barcelona, Spain

PKC 2007 の Call for Papers

PKC 2007 の Call for Papers です。

  • Submission Deadline: October 20, 2006
  • Notification: January 16, 2007
  • Workshop Dates: April 16-20, 2007
  • Workshop Place: Beijing, China

Indocrypt 2006 のプログラム

Indocrypt 2006プログラムが公開されています。プログラムの内容もさることながら、Important Announcement の方が気になりました。

CHES 2006 (後編)

CHES 開催中の天気はまあまあだったため、ホテルからの眺めを楽しむことができました。特に海と空とベイブリッジを見ながらの昼食は良かったと思います。また夜のイベントも充実していて、初日の Welcome Drink では観覧車の夜景を、メイン・バンケットでは美しい着物姿の司会者を楽しむ?ことができました。ランプセッションもありました。またエキスカージョンとして八景島シーパラダイスの水族館に行き、イルカショーの後、水族館の中で立食パーティーという、めったにできない体験をすることもできました。子供がまったくいなかったせいか、イルカショーの盛り上がりはいまいちでしたが、まあご愛嬌でしょう。

次回の CHES は 2007 年の 9 月にオーストリアのウィーンで開催されるそうです。また参加したいなぁ...

CHES 2006 (前編)

横浜インターコンチネンタルホテルで開催されていた CHES 2006 という国際会議に参加してきました。CHES とは Cryptographic Hardware and Embedded Systems の略で、暗号機能を持ったハードウェアや、ハードウェアのセキュリティに関する成果が発表される会議です。年に1回のペースで開催され、今年は General Chair に横浜国立大学の松本勉先生(指紋認証装置に対するグミ指攻撃や、指静脈認証装置に対する大根指攻撃などで有名)を迎え、日本の企業研究者の方々がスタッフを務めていました。また Program Chair は三菱電機の松井充さんとベルサイユ大学のルイ・グバン教授が務められていました。会議には国内外から240名以上の参加者があり、かなり盛況だったと思います。

CHES ではハードウェア実装とサイドチャネル攻撃がおなじみのトピックとなっています。ハードウェア実装の方では、残念ながら印象に残る発表はありませんでした。サイドチャネル攻撃では、フォルト攻撃が旬であることを実感することができました。さらに今年は、暗号攻撃用ハードウェアの話題が複数ありました。特に COPACOBANA という FPGA ベースの暗号攻撃専用ハードウェアの話は面白かったです。会期中に、リモートで作動していた COPACOBANA が DES の全数検索に成功していました。人件費を除いた製造費は1セット9000ユーロと言っていましたが、実際に売ってもらうとなると、いくら位で売ってくれるのかなぁ。

お引越し

某所で日記らしきものを書いていたのですが、限界を感じたため、こちらに引っ越してきました。よろしくお願いします。

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